
10chの緻密な制御で、愛車の音を思い通りに描き出すDSP。
【HELIX DSP PRO MK3|純正オーディオを本格的に整える高性能デジタルプロセッサー】
純正オーディオの音に物足りなさを感じているけれど、ヘッドユニットを交換できない。
スピーカーやアンプを交換したものの、音のまとまりや定位をさらに追い込みたい。
そんな方に向いているのが、HELIX DSP PRO MK3です。
純正ナビや純正マルチシステムの音声信号を受け取り、車内のスピーカー構成や座席位置に合わせて細かく調整できるデジタルプロセッサーです。音量を大きくするための機械ではなく、車内で起きている音のズレやバランスを整え、スピーカーやアンプの性能を引き出すための中心的なユニットです。
車内では、スピーカーの位置や向きが左右で異なり、運転席と助手席でも音の聞こえ方が変わります。純正オーディオでは、こうした車内特有の条件まで細かく調整することは難しい場合があります。
HELIX DSP PRO MK3では、入力された音声信号に対してイコライザーやタイムアライメントなどの調整を行い、各スピーカーから届く音のバランスを整えていきます。
ボーカルの位置を自然に感じられるようにしたり、楽器の音が重なって聞こえる部分を整理したり、低音から高音までのつながりを見直したり。いつも聴いている音楽でも、音量を上げなくても細かな音が追いやすくなり、長時間のドライブで聴き疲れしにくい方向へ仕上げられます。
ただし、DSPを追加すれば自動的に良い音になるわけではありません。スピーカーやアンプとの組み合わせ、純正システムの構成、車内の音響特性によって、調整の方向性は変わります。
HELIX DSP PRO MK3は、ハイレベル入力8ch、RCA入力8chに加えて、同軸デジタル入力と光デジタル入力を備えています。
純正マルチシステムのように、各スピーカーへ分かれて出力されている信号を組み合わせ、調整しやすい信号へまとめることも可能です。純正ナビを残したまま、外部アンプやサブウーファーを追加したい場合にも、システム全体を整理しながら構成を考えられます。
同軸デジタル入力は192kHz/24bit、光デジタル入力は96kHz/24bitまで対応。別売りの拡張カードを追加することで、最大192kHz/32bitまでのハイレゾ信号入力にも対応できます。
また、別売りのDIRECTORと組み合わせれば、同軸デジタル入力と光デジタル入力の切り換えを手元で行えるようになります。複数の音源を使い分けたい方や、将来的なシステムアップを考えている方にも検討しやすい構成です。
ハイレベル入力にはADEP.3を搭載し、純正ヘッドユニットが外部機器の接続を異常として検知しにくいよう配慮されています。車種によっては、従来必要になることがあったダミー抵抗などの追加作業を減らせる場合があります。
電源電圧は9.6V〜16.0Vに対応し、短時間であれば電源電圧が6Vまで低下しても5秒間は電源がオフにならない仕様です。アイドリングストップ車など、電圧変動が起こりやすい車両でも、システム構成を考えるうえで安心材料になります。
もちろん、音声信号を出力する純正ヘッドユニット側で音が途切れる場合は、DSP側だけで解決できるものではありません。車両側の仕様を確認したうえで、どのように組み込むかを考えることが大切です。
調整用アプリケーションのATF PC-TOOLでは、各項目の変更をリアルタイムに反映しながら音を確認できます。
DSPの調整は、数値を合わせるだけではありません。運転席で普段どのように音楽を聴くのか、ボーカルを前に出したいのか、低音の厚みを重視するのか、長時間聴いても疲れにくい音が良いのか。お客様の好みや使い方によって、良いと感じる音は変わります。
LOGONでは、車種や純正オーディオの構成を確認し、スピーカーやアンプとの組み合わせ、配線の取り回し、設置方法まで含めてシステムを考えます。取付後も実際に音を確認しながら調整していくため、HELIX DSP PRO MK3の調整機能を活かした仕上がりを目指せます。
DSPの追加を検討されている方も、まずは現在のシステムで何ができるのかを一緒に整理してみてください。私なら、商品単体で決めるより、車両の構成とこれから目指したい音を確認してから選びます。
■ 主な仕様・スペック
【基本情報】
・製品名:HELIX DSP PRO MK3
・タイプ:デジタルプロセッサー
・内部処理:96kHz / 32bit
・DSPチップ:64bit DSPデュアル仕様
・クロック:295MHz
・コプロセッサー:32bitコプロセッサー搭載
【入力】
・ハイレベル入力:8ch
・RCA入力:8ch
・同軸デジタル入力:192kHz / 24bit
・光デジタル入力:96kHz / 24bit
・アナログ入力:8chを自由にミックス可能
【音質・性能】
・周波数特性:10Hz〜44kHz
・高調波歪率:0.0005%以下
・SN比:116dB以上
・RCA最大出力電圧:8V
【調整機能】
・入力部イコライザー
・入力部タイムアライメント
・ATF PC-TOOL対応
・調整内容をリアルタイムに反映
【電源・その他】
・動作電源電圧:9.6V〜16.0V
・短時間の電圧低下に対応:6Vまで、5秒間
・ハイレベル入力対応:ADEP.3搭載
・拡張カード対応:HELIX EXTENSION CARD(別売)
・拡張時の入力対応:最大192kHz / 32bit
・別売りコントローラー対応:DIRECTOR
・本体サイズ・サイドパネルレイアウト:旧モデルを継承
※仕様は確認できたメーカー公開情報をもとに整理しています。
※実際の適合や構成、必要な追加部品は車両の純正オーディオ仕様によって変わります。